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昭和初 宮城 仙台 石巻「書道家 阿部 海秋 所蔵 写真 105枚 貼り付け帳」

売価 18,000円 
在庫数 1
カテゴリ 郷土資料 > 宮城県 > 戦前
商品コード 210103-17
備考
  • 送料別途
・昭和8年~昭和20年代・阿部海秋、所蔵・東北帝大や横須賀海軍、等に於ける書道講習会の模様もあります。
・105枚、貼り付け・折り帖
・※状態は良いほうだと思います。

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阿部海鶴の生まれは神奈川県横須賀市である。厳父阿部海秋は仙台出身の人であるが、当時、横須賀に住し、相澤春洋、松崎春川に私淑して戦前は泰東書道院展、戦後は日本書道美術院展等に出品していた。

    阿部海鶴が長い間、拠り所としてきた石巻は、母堂の出身地で第二次大戦中、一家が疎開したからである。石巻は碑に使用する石材の有数の産地で石材問屋も多く、その関係か、厳父海秋は、80に余る記念碑の書を揮毫している。これが、暗黙裡に二世書家たる海鶴へのプレッシャーとなっていることも確かであろう。  

  しかし、阿部海鶴の二世書家への道程は、決して平坦であったわけではない。厳父海秋は、なかなか奔放に生きた人らしく酒をきらしたことはなかったという。それで海鶴が石巻高校を卒業するころ厳父が倒れ、これがため大学へすすむことも諦めざるを得なかった。厳父発行の雑誌も休刊、長男である海鶴は家計を助けるため、郵便局や東北パルプに職を求めた。  

帳面の大きさ:縦約19.8cm×横約14.7cm

※経年のシミ・汚れ・手擦れ等はご了承願います。

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